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胃痛や胃もたれが続く…もしかしてピロリ菌?自宅でできる検査キットのススメ

日本におけるピロリ菌の感染率は、10〜20歳で10%程度、50歳以降で40〜60%。衛生環境の改善とともに、若い世代の感染率は低下しています【1】。一方で、家族間での感染もまだ少なくありません。手軽に試せる検査キットから、きちんと調べる方法までご紹介します。

 

1. 胃痛とピロリ菌の関係

 「胃痛」は多くの人が経験するありふれた症状ですが、その原因の一つにピロリ菌感染が挙げられます。胃痛と一言で言っても、その症状は様々です。キリキリとした痛み、みぞおちのあたりが重苦しい、あるいは胃もたれのような不快感を感じるなど、人によって症状も異なります。

 ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する細菌で、日本人では3000万人以上が感染していると言われています[2] 。感染者の多くは無症状ですが、そのうち約10~20%が胃炎や胃潰瘍などの胃の病気を発症するリスクがあります[3]。

ピロリ菌感染が引き起こす可能性のある病気

  • 胃炎:ピロリ菌の持続感染により、胃の粘膜が慢性的に炎症を起こしている状態。この炎症が胃もたれの原因となることがあります。
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍胃や十二指腸の粘膜が傷つき、深い穴ができてしまう病気。潰瘍が進行すると、食後に胃の不快感や胃もたれを感じることがあります。
  • 胃がん:ピロリ菌感染は、胃がんのリスク因子の一つとして知られています。このため、長期的な胃もたれがある場合、早期の検査が重要です。
  • その他:特発性血小板減少性紫斑病、鉄欠乏性貧血などとの関連も指摘されています[4]。

 

2. ピロリ菌を調べられる検査って?

 ピロリ菌に感染すると「胃炎」が起こりますが、一方で⾃覚症状に乏しい場合もあります。ピロリ菌感染の有無を調べるには、医療機関を受診して検査を受ける必要があります。

ピロリ菌検査の種類

  • 呼気検査:特殊な薬剤を服用し、息の中の成分を測定する方法です。
  • 血液検査:血液中のピロリ菌に対する抗体量を調べる方法です。
  • 便検査:便中のピロリ菌抗原を検出する方法です。
  • 内視鏡検査(生検): 胃の粘膜を採取し、ピロリ菌の有無を直接調べる方法です。

それぞれの検査方法にはメリット・デメリットがありますので、医師に相談して、ご自身に合った検査方法を選択しましょう。

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3. 胃の健康のために、まずは自宅でピロリ菌検査をしてみませんか?

 胃痛や胃もたれなどの症状が続く方は、ピロリ菌感染の可能性も考慮して、一度検査を受けてみることをおすすめします。

 「医療機関に行くのは面倒…」「忙しくて時間がない…」という方には、自宅で手軽に検査できる『ピロリチェック』 がおすすめです。尿中のピロリ菌の抗体量を測定し、抗体の有無からピロリ菌感染の可能性を陽性・陰性で判定します。

  • 簡単: 尿で検査するため、痛みや負担がなく、自宅で簡単に受けられます。
  • 迅速: 尿検体を提出してから約2週間で結果がわかります。
  • 実績: 2021年から発売し、これまで企業の健康保険組合等での採用実績もあります。

 

 年末年始の長期休暇を利用して、ぜひご自身やご家族の身体ケアをしましょう。

※注意事項
「ピロリチェック」は、病気の診断を行うものではありません。ピロリ菌の除菌治療中もしくは除菌治療後の判定については、除菌治療をした医療機関で実施してください。

【1】がん対策推進 企業アクション「厚労省が指針で検診を勧める5つのがん」

【2】日本ヘリコバクター学会「ピロリ菌に関するQ&A」

【3】慶應義塾大学病院 KOMPAS「ピロリ菌感染症」

【4】大塚製薬「ピロリ菌が原因の病気」

この情報は一般的な医療知識を提供するものであり、診断や治療を目的としたものではありません。 具体的な症状や治療法については、必ず医師にご相談ください。