- 肌バリア検査
ベビウェルチェック
赤ちゃんのお肌はバリア機能が未熟なため、アトピー性皮膚炎などの湿疹が生じやすいです。この検査では、見た目では分からない赤ちゃんの肌内部の状態を可視化することができます。
ベビウェルチェックについて
About babywell-check
将来のアレルギーゼロを目指して
赤ちゃんのお肌(特に生後1~12か月)は、バリア機能が未熟なため、アトピー性皮膚炎などの湿疹が生じやすいです。
乳幼児湿疹などによるかきむしりやアトピー性皮膚炎等で肌バリア機能が壊されると、無防備になった箇所からアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が侵入しやすくなり、食物アレルギーや気管支喘息などを連鎖的に発症する「アレルギーマーチ」に繋がるリスクが高まると言われています。しかし、アレルギーマーチの入口になるアトピー性皮膚炎は、新生児期からの適切な肌ケアによって発症リスクを低減できると報告されています*1。
*1 :J Allergy Clin lmmunol 2014;134:824-30.〔PMID:25282564〕
*2 :J Allergy Clin lmmunol 2016;137:1071-8.〔PMID:26897122〕
赤ちゃんを守る「肌バリア」とは
肌バリア機能が低い新生児はアトピー性皮膚炎の発症リスクが高いことが報告されています *3。
肌の表面にはラップ1枚程度の厚みの角層があり、肌の水分を保持し外部刺激から肌を保護するバリア機能を備えています。しかし、気候・ダニ・細菌などの外部環境によって肌バリアが壊されると、荒れた肌から食物成分が入り込み、食物アレルギーのリスクが高まります。「肌バリア」を良好に保つことが、将来のアトピー性皮膚炎やアレルギーの発症を抑えることにつながります。
*3 :Allergol Int. 2016 Jan;65(1):103-8.
検査で何がわかるの?
本検査では、お子さまの皮脂から採取したRNAを分析することで、目には見えない肌内部の状態(肌バリア機能)がわかります。
RNAは、人が生まれながらに持つ体質をもたらすDNA情報に基づき、体内で様々な働きをする酵素や構造タンパク質を作るもとになります。そのため、体調や環境によって日々絶え間なく変化する赤ちゃんの肌状態を調べるのに最適です。検査結果では肌バリア機能の他、お子さまに合った肌ケアアドバイスをお届けします。
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ベビウェルチェックの流れ
1.検査キットを購入
内容物をご確認ください。
<キット内容物>
1.パンフレット
2.皮脂採取手順書
3.皮脂採取シート
4.本体容器
5.乾燥剤容器
6.手袋
7.返送用封筒
2.検査申込をする
カラダのものさしのマイページにログインし、検査申込のボタンをクリックしてお進みください。
IDシールに記載の検査IDをご入力いただき、ご質問にご回答ください。
(詳しくはこちら)
3.健康状態をチェック
皮脂採取手順書の「健康状態チェックリスト」で採取ができる状態かチェックします。
4.皮脂を採取する
採取手順動画*で「採取方法」と「全体の流れ」を確認します。
その後、皮脂採取手順書をよくお読みになってから、皮脂を採取します。
*採取手順動画は皮脂採取手順書に記載のURLから確認できます。
5.返送用封筒に入れてご投函ください
返送用封筒に4.の検体を入れて封をし、ポストに投函してください。
6.結果が届きます
弊社へ検体到着後、約2~3週間ほどで検査結果をお知らせします。マイページにご登録いただいたメールアドレス宛にメールが届きますので、マイページにログインすると結果をご覧いただけます。
注意事項
※手順書に従い、正しい方法で皮脂を採取してください。採取量が少ないと正確な分析ができない可能性があります。
※本検査は病気の診断をするものではございません。お子さまの肌内部の状態を知り、肌状態に合った肌ケアアドバイスをご参考いただき、お子さまの健やかな成長にお役立ていただけますと幸いです。
※乳幼児(生後1ヵ月から1歳半)を対象としております。
生後早い時期から肌バリアの状態を知り適切な肌ケアを行っていただくことが大切ですので、特に生後1カ月~半年での検査をお勧めしております。
※乳幼児は大人に比べて皮脂が非常に少ないため、下記をご確認の上検査をご利用ください。
・朝起きてすぐ洗顔前の採取をおすすめします。
・保湿剤の塗布は採取前には避けてください。
・入浴・洗顔は採取前には避けてください。
・授乳後・食後の採取は避けてください。
詳しくは、検査方法のご案内動画をご確認ください。
※肌に優しいやわらかシートで顔の皮脂をふきとるだけですので、痛みを伴うことなくお子さまに負担が少なく検査できます。