LABOレポ!vol.14 手前味噌会に参加★
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毎日大豆生活のヒント探し。手作り味噌にチャレンジ!じっこ研究員は2月7日、アトリアさん主催の味噌会に参加しました。講師はマルカワ味噌の河﨑さん。大豆や麹(こうじ)の選び方、豆の炊き方や保存方法など職人に習う本格的な味噌仕込みを行い、総勢30名でワイワイにぎやかな味噌会でした!
まずは、材料は「大豆・麹・塩」のたった3つだけ!『プラス愛情です』と熱く語る河﨑さんにより味噌造りのポイントをまずは座学でレクチャーして頂きました。
材料を選ぶ際は、「美味しい大豆を選びます!」基本中の基本ですが、スーパーで売られているものは海外産や小粒のものだったりと様々。「素材の良さに勝るものなし」少し高くても、思い切って良い大豆を使う事で美味しい味噌が出来上がるそうですよ!
もちろん今回の大豆も完全無有機の材料でカラダにやさしい手前味噌ができて大満足だったのでレポします!
良い大豆の条件とは?
◎大粒であること
◎よく水を吸うこと
◎煮上がりの食味が美味しいこと
「煮ただけなんて思えない程、旨味がすごいでてる★」
「大豆ってこんなにおいしかったんだ!」
塩も麹もこだわりのものを使用。
自分のお気に入りの塩や麹を使えば、自分の体にあったお味噌を作ることもできそうですね!
これこそ手前味噌ですね!
樽に塩と麹を入れて均一に混ぜ合わせます。
大きな樽を使っての味噌仕込みは、めったにできない体験、自然と周りの人達との会話も弾みます。塩、麹が均一に混ざったら、次はつぶした豆を入れて混ぜ合わせます。
味噌屋さんならでは、豆つぶし機をお借りしました。
豆を上から入れるとお肉のミンチのようにペースト状の豆が下から出てきます。
「わ〜!すごい!!」という声があがりました。
自宅でつくる場合は、ビニールに大豆を入れてビール瓶や足踏みでつぶすと良いそうです。
塩、麹、ペーストにした大豆を樽の中で力強く混ぜ合わせます。混ぜ合わさったら、お団子型にして空気が入らないようにして容器に入れます。空気が入るとカビの原因になるので、しっかりと空気が抜けるように仕上げます。これで完成!
お家で10ヵ月程熟成させれば、味噌の出来上がりです。
最後に、暖かいお味噌汁を飲みました。
労働のあとの一杯がほっこり、身にしみます・・・
「お味噌汁って落ち着くよね〜」
「日本のソウルフード。お味噌汁を皆さんいっぱい飲んで下さいね!」
タイムでは、熟成中の保存場所、カビ対策の仕方、玄米麹と米麹を使った味の違いなどたくさんの質問が上がりました。皆さん本当にお味噌に興味津々!
ひとつひとつの質問に丁寧に答える河﨑さんから最後にお味噌への想いを話して頂きました。
「味噌造りは人と人を繋げるコミュニケーションです。味噌造りを通じて親子の会話や近所の人、人と人との会話が弾みます!」
味噌は体を温めるだけでなく、心も暖まるコミュニケーションになるんだな〜。
同じ材料、同じ工程で作っても一人ひとり味の違う味噌が出来上がります。
ワタシの味噌はどう育つのか今から本当に楽しみです★
今度はお家で家族と一緒に作ろうかな。
毎日食べたいものだから自分で作るのも良いな、そんな気持ちで帰路についたじっこ研究員でした。
マルカワ味噌 http://marukawamiso.com