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手のしびれに悩む50代女性が、今日から試してみたい生活習慣3選

手のしびれに悩む女性は少なくありません。手のしびれは、とりわけ40代、50代の更年期前後の女性に多く見られます。

最新研究では手のしびれは加齢や手の使いすぎだけでなく、女性ホルモンの減少によっても生じることがわかっています。手にしびれや痛みを感じたときに始めたいおすすめの生活習慣を3つ紹介するので、ぜひご覧ください。
 

 

手のしびれとエストロゲン

女性ホルモンの1つ、エストロゲンは腱や関節を保護する働きがあります。そのため、エストロゲンが低下すると手に痛みやしびれが生じるようになり、手根管症候群や腱鞘炎などの診断を受けることもあるでしょう。

エストロゲンは20代をピークとして徐々に分泌量が減り、更年期前後になるとさらに分泌量が減少します。40代、50代になると手に痛みやしびれを感じる女性が増えるのは、エストロゲンの減少が原因と考えられます。

エストロゲンが減少するタイミング

エストロゲンの分泌量は月経周期に左右されます。排卵期が近づくと分泌量が増え、排卵期の前後で急激に減少し、黄体期の前後で少し増えてその後は緩やかに低下するというサイクルを繰り返すことが一般的です。

エストロゲンの分泌量は、年齢を重ねることでも変わります。10代は年齢とともに増加しますが、20代でピークを迎え、その後は徐々に減少します。40代、50代になり更年期を迎えると急激にエストロゲンの分泌量が減るため、更年期症状が生じ、不調を感じることもあるでしょう。

エストロゲンは腱や関節を保護するだけでなく、肌のハリやツヤを向上させ、代謝を高める役割もあります。40代、50代になって肌の潤いが衰えやすくなるのも、エストロゲンの減少が原因の1つと考えられるでしょう。

エストロゲンの減少は止められない?

手のしびれを予防するためにも、エストロゲンの分泌量が減り過ぎないようにしたいものです。しかし、エストロゲンなどのホルモンの分泌量は、人間の意思で管理できるものではありません。

すべての女性において、エストロゲンの分泌量は20代をピークに徐々に低下します。もちろん低下する割合や年齢などは個人差がありますが、年齢とともに減少するという事実に関しては例外はありません。

ただし、出産時や月齢周期によるエストロゲンの分泌量減少に関しては一時的なもののため、一定期間を過ぎると再び分泌量が増えます。例えば、出産によりエストロゲンが減った場合であれば、授乳期が終わると分泌量も元通りになり、月経周期に合わせたサイクルに戻るでしょう。
 

 

エストロゲンと似た働きを示す大豆イソフラボン(ダイゼイン)

加齢によるエストロゲン分泌量の減少は止めることができません。しかし、エストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボン(ダイゼイン)を適度に摂取することで、手のしびれや肌の潤い低下などのエストロゲンの減少による不調をある程度回避できます。

更年期症状の緩和のためにも、大豆を積極的に摂取して大豆イソフラボンを取り入れるようにしましょう。

エクオールに変換されるかどうかで大豆イソフラボンの効果は変わる

大豆イソフラボンによる健康効果には個人差があり、大豆を食べれば誰もが更年期症状の緩和などの効果を得られるわけではありません。最新研究では、大豆イソフラボンにより高い健康効果を得られる人は、ダイゼインをエクオールに変換してから腸で吸収していることが明らかになっています。

ダイゼインをエクオールに変換できるかどうかは、腸内細菌にエクオール産生菌があり、なおかつ活発に働いているかによって決まります。活発に働くエクオール産生菌が腸内細菌にいる場合は大豆イソフラボンをエクオールに変換して吸収するため、更年期症状の緩和などの健康効果も得やすくなるでしょう。

エクオールをつくれている人の割合は約半数

エクオールによる健康効果を得るためにも、腸内細菌にエクオール産生菌が活動していることが望ましいといえるでしょう。エクオール産生菌が腸内にいて活動している人の割合は、日本人の約半数といわれています。残りの半数の方はダイゼインのまま腸に吸収されており、エクオールとして吸収されるほどの健康効果を得られていません。

なお、エクオールがつくれているかどうかは、国や年齢によって違いがあることが分かっています。一般的に日本や中国、韓国、台湾などの東アジアの人々は、欧米人と比べてエクオールを産生できる割合が高い傾向にあります。また、日本国内では10代、20代の若い人々に比べると、60代以上の人のほうがエクオール産生者である割合が高いというデータもあります。

エクオール産生者は大豆を毎日食べる人に多い

国や年齢によってエクオール産生率が変わる理由の1つとして、大豆の摂取量の違いが挙げられるでしょう。東アジアは欧米と比べると大豆を食べることが多く、例えば日本でも、大豆そのままだけでなく、豆腐や薄揚げのように加工したり、醤油や味噌のように調味料にしたりすることで日々の食事に使われています。
 

 

手のしびれを軽減するための3つの生活習慣

手のしびれが気になる方は、エクオールや大豆イソフラボンを摂取することを心がけてみましょう。今日から始めたいおすすめの生活習慣を3つ紹介します。

大豆を毎日食べる

大豆をしっかりと食べることで、エストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂取できます。また、大豆を毎日食べている人はそうでない人よりも、エクオールを産生できる人が多いようです。大豆を食べる習慣をつけることで、エクオールを産生できる腸内環境を目指してみてはいかがでしょうか。

良質なタンパク質を摂取できる点も大豆のメリットです。タンパク質は臓器や筋肉。肌、髪などの元となる成分なので、しっかりと摂取することで健康な身体を作ることができます。

食物繊維もしっかり食べる

エクオール産生菌などの腸内細菌は、エサがないと活発に働くことができません。腸内細菌のエサは食物繊維です。大豆をしっかりと食べるだけでなく、食物繊維もしっかりと食べるようにしましょう。

食物繊維は、根菜類やキノコ類、海藻などに多く含まれています。毎日の食生活に組み込み、食物繊維の摂取量を増やすようにしましょう。

なお、食物繊維をしっかりと食べることで腸内細菌が活性化されるだけでなく、便秘解消や免疫機能の向上などの効果も期待できます。若々しく健康な生活のためにも、意識して食物繊維を食べるようにしましょう。

エクオールをサプリメントで摂取する

エクオールはサプリメントでも摂取できます。実際にエクオールサプリメントを定期的に摂取することで、手のしびれなどの更年期症状が軽減されるという研究結果もあります。健康な生活のために普段の食生活を改善することも大切ですが、サプリメントに頼るのも1つの方法です。
 

 

エクオールで快適な生活を目指そう

手のしびれや傷み、ほてりなどの症状は、女性ホルモンの減少が原因となっていることがあります。女性ホルモンの分泌量は加齢により減少しますが、エクオールや大豆イソフラボンを摂取することで補うことは可能です。エクオールに注目し、健康かつ快適な生活を目指しましょう。

腸内のエクオール産生菌が活動していると、より高いエストロゲン活性を期待できます。エクオール産生タイプをチェックする「ソイチェック」は、ご自宅で簡単に試せる郵送キットです。健康な生活にぜひお役立てください。